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エッセイスト菊池木乃実のブログです。環境活動家の夫、ポール・コールマンと共に南米チリのパタゴニア地方に在住。ホリスティックで持続可能なライフスタイル実践中


by lifewithmc
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<   2007年 03月 ( 36 )   > この月の画像一覧

身体が変わる!

11月9日(木)晴れ

昨日と今日はまた夏が戻ってきたように暑い。朝食はコーヒーとグラノーラ。グラノーラには、オーツ麦、小麦、ピーナツ、ゴマ、かぼちゃの種、アマランサス、アーモンド、クルミ、ブラン、蜂蜜などが入っていて、とても美味しい。

ヨガ1時間半。腹筋がついてウエストくびれてくる。お腹の真ん中に縦に筋が入って腹筋が割れてきたのがわかる。片足で立ち、片手を前に出して、もう一方の足を上げるポーズができるようになってきた。ヨガのポーズは、最初はまったくお手本通りにできなくても、毎日、続けているうちにできるようになってくる。身体は柔軟になり、筋肉がつくので、バランスを保つポーズもできるようになる。

ヨガを始める人は、2週間、毎日続けてみるといいと思う。途中で、疲れたり、休みたくなったら、何日でも休んでいいけれど、私の経験では、何度休んでも、いくら長期間やらなくても、再開して通算14日目ぐらいから、効果が実感できる。今回は1年近くヨガをやらなかったけれど、それでも再開して、途中休んで、今日が15日目ぐらい。腹筋がついてきたり、できなかったポーズができるようになったり、効果がはっきりと実感できるのは、今日ぐらいから。そうなると、面白くてやめられなくなる。少しずつ身体が変わると、食べ物も変わってくる。これも、毎回、15日目ぐらいから変化が出てきて、毎回、同じように変わるので面白い。

まず、毎日、何杯でも飲めたコーヒーが、朝1杯しか飲めなくなる。紅茶も1杯か2杯。砂糖や蜂蜜など、甘いものがいらなくなり、一日中、白湯を飲むようになる。これは、どういうわけか、わからない。ヨガの本には、「コーヒー、アルコールなど刺激の強いもの、甘いものは取りすぎないように。白湯を飲むといい」と書いてあったりするけれど、私の場合、無理にそうする必要もなく、自然に身体が変わる。妊娠すると嗜好が全く変わるというけれど、私の場合は、ヨガを続けると嗜好が変わるのか?

食事は野菜と穀物、ナッツ。魚、シーフードは、週に1度か2度、魚。肉、ジャンクフードはまったく食べたくなくなる。ヨガをしなくなると、これがすぐ、元に戻る。コーヒー、紅茶は何杯でも飲めるし、甘いものも食べられる。肉は自分からは食べないけれど、もし、誰かに出されたら、それもありがたく食べられる。でも、ヨガを続けていると、肉の匂いも受け付けなくなるのだ。これは、とても不思議。科学的に言えば、ヨガをすると神経がリラックスし、攻撃性がなくなるので、刺激の強いものが受け入れられなくなるんじゃないか、と思う。それに、呼吸法やメディテーションをすると、さらに精神は穏やかになる。エネルギーの面で言えば、波動が高くなり、エネルギーが細かくなるので、コーヒー、紅茶、砂糖、肉などのエネルギーと周波数が合わなくなるかも。

そういえば、15年吸っていて、「絶対にやめない」と言っていたタバコ。大好きだったタバコ。それが、突然、吸えなくなったのも、不思議だった。去年の2月に、カリフォルニアのビック・サーにある「エサレン インスティチュート」に4泊5日のリトリートに行ったときのことだった。エサレンは、広大な敷地の中に、海、山、渓谷、小川、有機野菜農園、花壇、メディテーション用の小屋、宿泊施設、ヨガやダンス用の大小いくつかのホールなどがある素晴らしい施設。哲学、宗教、心理学、アート、写真、ヨガ、ダンス、メディテーション、呼吸法、マッサージ、レイキなど、心と身体を解放するための授業が何コースもあり、予約をすれば誰でも授業を受けられる。

私は、4泊5日のコースに参加し、1日3食、敷地内の有機農園で取れた野菜や果物の食事を取り、朝から晩まで、ヨガやダンス、メディテーションのクラスに参加し、夜は満天の星空の下、海を眺めながら天然温泉に入り、マッサージを受け、海の波の音を聞きながら眠るという素晴らしい時間を過ごしたのだった。その間、不思議なことに、タバコを吸いたいとは一度も思わなかった。エサレンでは空気が甘かった。そこにいて、空気を胸一杯に吸い込むだけで、リラックスし、タバコはいらなかった。そして、成田空港に着いたとき、いつもの習慣でタバコを吸うと、驚いたことに、身体が全く受け付けなくなっていたのだった。それから、しばらくの間は、頭が吸いたくなるので、タバコに火をつけて吸うのだが、やっぱり、身体が拒否するので、とうとうタバコを吸わなくなった。それと同時に、なぜだか、肉も食べられなくなったのだった。

そんなわけで、気持ちがいいので、ヨガをする。嗜好が変わるのも、身体にとってはいいことだ。無理をせず、内からも外からも身体をきれいにできるいいチャンスだ。
by lifewithmc | 2007-03-20 03:19 | メキシコ・山の暮らし

ヨギの哲学

11月8日(水)晴れ

朝、すっきり目覚める。4日ぶりにヨガを再開。洗濯、掃除。その後、一日、本を読む。

「ヨギの哲学」(原題は、Fourteen Lessons in Yogi Philosophy ByYogi Ramacharaka)」

この本、なんと初版は1904年。100年前に書かれた本だけれど、今、読んでもとても新しい。読むのは2度目。また、いろいろなことを発見する。面白い。

「この本に書かれてあることは、真実だ」とわかる。でも、そのことについては、いつか自分で経験したときに自分の言葉で書こうと思う。
by lifewithmc | 2007-03-20 03:17 | メキシコ・山の暮らし

革命慣れしている?

11月7日(火)曇り

昼からオアハカへ行く。コレクティボに乗り合わせたJorgeという男性がとてもフレンドリーな人で、ポールと彼はスペイン語で会話をし、家の地図を交換し合っていた。
「オアハカ市内に住んでいるので、遊びに来て」と携帯の番号も教えてくれた。いつか、電話をして遊びに行ってみよう。

Zocaloでランチ。Zocaloの周りには、2000人以上の国家警察が駐留していた。Zocaloへ行く道にはすべて警察の車がずらりと止まっていて、警察隊が道をふさいでいる。彼らは、マシンガンなどの武器を何種類も携帯しており、警官というよりはフル装備をした兵士という感じ。広場はまるで戦場のキャンプ地の様な気配で、時々、APPOのメンバーかと疑われた人が尋問を受けたり、所有物を没収されたりしていた。Zocaloの周りのホテルやレストランは、すでにペンキを塗り替え、落書きやスローガンはきれいに消されていた。
「さすが、革命慣れしている!」と私もポールも感心する。道端には、ペンキ塗りの職人がずらりと並んで仕事をしている。ペンキ塗り職人は大忙しだ。
「あと一ヶ月もすれば、何もなかったようにきれいになるだろうね」とポール。メキシコの人たちは、みんなのんびりしているのだろうと思っていたので、素早い対応に驚いた。ホテルやレストランは、革命が始まって以来、数ヶ月、夜は門を厳重に閉め、ガラスが割られたりしないように注意して過ごし、スプレーで落書きをされるままになり、観光客が激減してもそれに耐え忍んできたのだから、「やっと終わった!」という気持ちなのだろう。いつもは、鉄格子を締め切っていたホテルや高級宝石店なども、ドアを開けている。街が見違えるように明るく見える。歩いている人たちも、晴れ晴れとした笑顔だ。

いつも行くレストラン、Terranoavaも、ビジネスランチをしている人たちで席がいっぱいなので、驚いた。リッチな身なりをしている人たちをオアハカに来て初めて見る。ラップトップをテーブルに置いてミーティングをしている人たちは、20代後半から30代の男性と女性のグループ。カジュアルだけどお洒落な服装をしていて広告代理店化マスコミのような雰囲気。もうひとつのグループは、40代の男性と30代後半の女性のグループ。こちらは何となく、金融関係と言う感じ。もうひとつは、20人くらいの30代から50代の女性のグループ。こちらは、ドナ・キャランのTシャツを着て、ディオールのサングラスをかけている種類の人たち。さりげなくブランド物を着ているところを見ると、お金持ちの奥様たちのグループという感じだ。オアハカ市は州都なのだから、マスコミ、金融関係、商社などあらゆる職種のビジネスマンや裕福な人たちが暮らしているのは当たり前なのだけれど、革命が起きている間、彼らはいったいどこにいたのか、一人もそういう人たちを街で見かけたことはなかったので、(いつも見かけるのは、富の集中や資本主義に反対する人たちだったし、村で見かけるのは、インディアンの人たちか農家の人たちだった)ものすごく驚いたのだった。

革命が終わってみな普通の生活に戻り、経済も普通に戻りつつあるようだ。いつもは5,6人しかいない店のお客は、10倍に増えていて、店のマネージャーと、ウェイター一人、ウェイトレス一人しかいなかったスタッフも10人に増えていた。

広場の周りを囲む建物は、どれもまんべんなく落書きされ、バナーが掲げられていたけれど、落書きはすべて消され、バナーは取り外されて、広場は見違えるほどきれいになり、明るくなっていた。広場に座り込みをしていた人たちは全ていなくなり、代わりに、広場は警察官で埋め尽くされ、革命家たちのテントやテーブル、椅子などは全て撤去されて、代わりに警察隊の人たちが寝泊りするテントが立てられ、寝袋などが置かれていた。でも、警察官たちはとてもリラックスしていて、休日のピクニックという感じ。アイスクリームを食べたり、女の子と話し込んだりしている。広場の北側には、警察官が食事をする場所があり、テーブルの上に、大きな鍋が並べられ、マスクをした警官が給仕をしていた。みんな、広場に座り、思い思いに食事をしている。食事は、トルティアと豆をチリソースで煮込んだシチューのようなものだった。警察官たちは、テントや車の中や広場でそのまま寝ているようだった。

オアハカ州知事辞職はトップニュースで、テレビで流れ、インターネットのニュースでもトップに報道されていた。メキシコ中、この話題で持ちきりだ。

ポールがオアハカ市を歩いた15年前も、オアハカでは革命が起きていて、ハイウェイでバスが燃やされたりしていたらしい。歩いている場面が報道された新聞の写真を見ると、彼が歩いている背景に燃やされて横倒しになったバスが写っていた。

オアハカは革命が繰り返される街・・・らしい。
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by lifewithmc | 2007-03-20 03:10 | メキシコ・山の暮らし

休息の日

11月6日(月)曇り

今日は身体がだるい。本を読む気もエッセイを書く気も起こらず、身体を動かして掃除をするという元気もない。1日中、豆を煮て、スープを作り、SUDOKUをやる。理論脳(左脳)は動いているらしい。休息の日。ヨガも休み。
by lifewithmc | 2007-03-20 03:09 | メキシコ・山の暮らし

革命が終わった日

11月5日(日)曇り時々晴れ

2日間吹き続けた風が止んだ。雲が動き、太陽が雲の隙間から時々覗く。

10時頃グロリアがやって来る。メキシコの国家警察が先週、市内に入って座り込みしている人たちに、テントを撤去し、全員退去するように通達。道路をブロックするために積んであった土嚢や火を燃やすために置いてあったドラム缶、ペンキの缶などを撤去したため、市民と衝突。数人が亡くなり、約60人が負傷。市民は路上にペンキ缶を並べ、火を燃やして、ハイウェイをブロックし、大変な騒ぎだったらしい。とにかく今までブロックされていた市内の道路が通れるようになり、ハイウェイもスムーズに通れるようになったので、楽になったとのこと。
「このまま、暴動も収まって、元通りになればいいけど」とグロリア。

エトラへ行き、レストランで食事。オリーブオイルだけがエトラのスーパーで手に入らないので、グロリアが「GIGANTE」という、市内にある大きなスーパーへ連れて行ってくれることになった。

ハイウェイは、見違えるほどきれいになり、道路を封鎖していたトレーラーやバスも撤去されている。車線をふさいで、ブルーシートを張り、何百メートルにもわたって座り込みをしていた何百人もの人たちは、一人もいなくなっていた。今まで、市内に行くまで40分ぐらいかかっていたけれど、車の流れもスムーズになり、20分もしないうちに市内に入った。ところが、中心地に近づくと、急に車が大渋滞し、みな、激しくクラクションを鳴らしている。路肩には、ずらりと人が並んで、プラカードを持ったり、旗を振ったり、手を振ったりして、何かを叫んでいる。まるで、マラソンの応援のような雰囲気。よく見ると、20メートルぐらい前を、知事辞職を求めていた市民団体APPOの人たちが旗を掲げて行進していた。

「また、デモ?」
「武力介入による反対運動かな?」
ところが、道路沿いに並んでいる人は、なぜか、みな笑顔で嬉しそうだ。大渋滞してクラクションを鳴らしている車も、怒っているのではなく、喜びのクラクションを鳴らしているようだった。
「なんだか、お祝いのようだよ」とポールが言うと、グロリアが、「知事が辞職したみたいよ」と言ったのだった。
「プラカードに書いてある。『ユリシスは去った』って」
「ええ?本当?どうりで、みんな喜んでいるわけね。私たちはちょうどお祝いのパレードの真ん中に入っちゃったんだね」
「死者が出たので、とうとう知事は辞職せざるをえなくなったんだろう。政治的な地位や名声や富にしがみついて、誰かの命が犠牲にならないと手放さないのは、愚かなことだ」とポールが続けた。

しかし、これで数ヶ月続いた革命も終わったようだ。メキシコでは、政治家の汚職、票の買収、税金の不正着服などはどこでも起きている当たり前のことのようだ。今の大統領も票を買収して選出されたことは有名な話らしい。

「オアハカの今回の事件でみんなが目を覚まして、汚職や票の買収が減って、少しでもクリーンな政治になればいいけど」とグロリアがため息をついた。(しかし、その後、知事辞職のニュースは革命派を鎮圧するための嘘だったことがわかり、2007年1月現在、同じ知事が職務についている)

渋滞の中、私たちはようやくGIGANTEに着いた。GIGANTEは、アメリカ型の大きなスーパー。1階建ての巨大なフロアに洋服、日用雑貨、台所用品、スポーツ用品、靴、化粧品、薬品、食品、お酒など、あらゆるものが並べられている。日本で言うと、地下1階、地上3階建てのダイエーやイトーヨーカドーが平屋になったという感じだ。久しぶりに大きなスーパーに来たので、目が回りそうになった。とにかく商品の種類が多く、どれを選んでいいかわからなくなる。エトラでは手に入らない、バージンエクストラのオリーブオイル、アニス入りのカモミールティー、サワークリーム、ヨーグルトなどを買う。

ポールは大の豆乳&納豆好きなので、豆乳を探したけれど、見当たらない。メキシコにでは、豆乳や納豆などは手に入らないらしい(豆腐は、輸入品専門スーパーに行けば手に入る)。なので、チーズの代わりに、トウモロコシの皮で黒豆を包んで発酵させたらどうだろう、とか、豆腐はどうやって作るのか、納豆はどうやって作るのか、豆乳は自分で作れるんじゃないか、としきりに私に聞く。いずれは、彼は自分で豆乳を作り、納豆や豆腐を作り、乳製品は食べなくなるんじゃないか、という気がする。特に、豆腐を発酵して作った豆腐ようは大好きで、沖縄や中国でよく食べていた。彼が豆腐を発酵させて、豆腐チーズや豆腐ヨーグルトを作る日もいずれやって来るだろう。
by lifewithmc | 2007-03-20 02:57 | メキシコ・山の暮らし

月のリズム

11月4日(土)雨・風強し

冷蔵庫の野菜室に入れておいた野菜が全部凍った。日本だったらクレームものだ。メキシコだと冷えないより冷える冷蔵庫の方がいい、というわけなんだろうか。冷蔵庫には、0から7まで数字がついたダイヤルがあり、0にするとスイッチが切れる。一番冷たくない「1」にしておいたのに、冷凍庫が霜だらけになり、冷気が冷蔵庫中に満ちて、野菜が凍った・・・というわけなのだった。仕方なく、冷蔵庫のスイッチを切り、霜取りスイッチを押す。冷えない冷蔵庫で野菜や牛乳が腐るよりいいか。

今日は満月。急に、子供の頃から何度も起こった不思議な出来事について書きたい気持ちになる。満月のエネルギーに影響されたのか?

夜、寒いので暖炉で火をおこす。
by lifewithmc | 2007-03-20 02:54 | メキシコ・山の暮らし
11月3日(金)雨・風強し

昨夜からものすごい風。嵐のよう。一日中、小雨が降っていた。
今日はヨガをやる。そのあと、パソコンでエッセイを書く。書き始めるといろいろ書きたいことがあって、なかなか、先へ進まない。記憶の中から言葉がどんどん出てくるようだ。

昼、スープを食べ、ポールがパパイヤをつぶし、ココナツミルク、ココアとトウモロコシの粉を混ぜた栄養ドリンクのパウダーを混ぜて、デザートを作る。私は次のスープの仕込み。5種類の豆とビーツ、タマネギだけのシンプルなスープ。

そのあとも、2人ともパソコンに向かってずっと書き続ける。私は、ヨガの本のページを写真に撮り(84ページあった)、パソコンに取り込んで保存する。

旅する生活になってから、本もCDも持ち歩くと重いので、すべてパソコンに取り込むようになった。ハードドライブには、ポールの15年間の旅の記録を綴ったジャーナルのページも写真に撮って保存してある。今回、新しく本を書くために、このジャーナルがとても役に立っているらしい。本物のジャーナルはイギリスのお姉さんの家の屋根裏部屋に保存してある。全部で20冊以上もあり、重くて持ち歩くのは不可能。パソコンのおかげで、世界中、どこへでも持っていけるのは、ありがたい。

ここの次は、チリへ行こうか、という話が昨日から持ち上がる。チリは私たちにとっていい場所かもしれない、というポールの直感。4月に日本に戻ろうと思っていたけれど、特に日本に戻る理由もないし、日本からアフリカへ飛ぶには飛行機代が高すぎる、日本に数ヶ月住むにも、費用がかかりすぎる。では、どこへ?と考えていたら、「チリ」という答えがやって来たのだという。果てしない方向に進んでいく私たちの人生。しがらみなし、制限なしの自由な人生。
by lifewithmc | 2007-03-20 02:52 | メキシコ・山の暮らし

SUDOKU

11月2日(木)晴れ・風強し

赤いお腹のハチドリが今日のテラスに来てくれるが、風に飛ばされてなかなかホバリングしていられない。テラスの手すりの近くでこちらを見て、ホバリングしようとするが、何度も強風のせいで東の方へ横滑りするように飛ばされていった。そういえば、白いお腹のハチドリはしばらく見ていないな、と思っていると、「チュッチュッチュ」と私を呼ぶような声がした。見ると、手すりに白いお腹のハチドリが止まって、こちらを見ていた。「おお、久しぶり!元気だった?」と声をかけると、彼は満足げに飛び去っていった。赤いお腹のハチドリは、「レッドベリー(赤いお腹)」、白いお腹のハチドリは、「ホワイトベリー(白いお腹)」と呼ぶことにする。

次にインターネットカフェに行く時のために、たまっていたメールの返事を書き、ブログとミクシィの原稿を書いたら右腕が痛くなったので、パソコンはやめて、「SUDOKU」をする。「SUDOKU」とは、イギリスへ行ったときに「日本のパズルがブームになってるよ!」と教えてもらった数合わせのパズル。「数独」と書くらしいけれど、日本では聞いたことがない。

ともかく、イギリスではどの新聞にも載っているくらい大ブームで、誰もが「日本で流行っているパズル」と信じている。最初にポールがはまり、次に私もはまった。縦に3マス、横に3マス、合計9マスの四角が縦に3つ、横に3つ、合計9個あり、どの四角にも1から9までの数字が入ることになっている。同時に、縦9マス、横9マス、どこをとっても、1から9までの数字が入るというルール。ところどころのマスに、最初からいくつか数字が入っていて、その数字をヒントに81マス、全ての数字を埋めていくのだ。

最初は、どうやっていいのか、ちんぷんかんぷんだったけど、やっているうちにコツが掴めてきて、中級レベルの問題は解けるようになった。「SUDOKU」をしていると、右脳がリラックスするのか、突然、この家の庭とグロリアらしき人を夢で見ていたことを思い出す。いつの夢かさっぱりわからないが、夢で見たときの場面が、パズルを解いている頭の片隅にスライドショーみたいにスッと出てきて消えたので驚いた。そういうこと(現実の世界で夢に見た場面に遭遇して驚くこと)は、よくあるけれど、何度体験しても驚く。

一番強烈に覚えているのは、去年の4月にマウント・シャスタに行ったときのこと。ホテルの部屋で同室になった女性が古代エジプトの話をしてくれている時に、「あ、夢で見た」と強烈に思い出したのだった。その場面を夢で見た日の朝、「どうして、誰か知らない女の人にエジプトのことなんか教えてもらってるんだろう」と不思議に思ったのだ。それまでエジプトには一切興味がなかったし、その夢を見る日の前にエジプトの話を見たり、聞いたりしたわけでもなかった。デジャブもよくある。「あ、これは以前にもあった」というあの感覚。あの感覚も不思議だ。

今日は身体がだるいのでヨガはお休み。本を読むエネルギーもない。なんだか、落ち着かない思考を脇へ追いやるために、パズルはちょうどいい。
by lifewithmc | 2007-03-20 02:50 | メキシコ・山の暮らし
11月1日(水)晴れ
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昨日と同じお腹が赤いハチドリがテラスにやって来る。5,6回来ては、テラスの真ん中でホバリングしてくれた。毎日、カメラを用意して待っていても、レンズを向けると飛び去ってしまって写真を撮ることができなかったのだけれど、今日は、ついにポールが写真に撮った。「あなたは、ハチドリの勇気とハートを持っている」と言われた彼。ハチドリの毎日の訪問はなんだか勇気づけられるようで嬉しい。

そのあと、ヘビがテラスから2階の寝室にやってきてびっくり!テラスに出るドアを開けておいたので、そこからヘビが中を覗き込んでいたのだ。ポールは気づかずにヘビをまたいでテラスに出ていき、振り返ったところ、ヘビを見つけて、「カメラ!カメラ!」と叫び、私が慌ててカメラを取ってドアの方へ向かうと、ヘビが私を見てフリーズしていた。とまもなく、ヘビは私の気配に驚いて、ユーターンし、テラスの端から木の枝を伝って、逃げ始めた。

私はポールにカメラを渡し、ヘビの様子を観察した。ヘビはクリームがかった白で黄色と黒の模様があり、1メートルぐらいの長さがある。ポールがカメラを向けると、じっとこっちを見て、写真に写り、枝を伝っていく。枝がどんどん細くなり、その先は何もない、とわかったところで、ヘビやユーターンし、反対側の枝を伝って先端まで行き、また、ユーターンして木の幹に戻り、やっと下へ向かって降りていった。

彼は毒蛇ではなくらしく、(毒蛇だったら、ポールがまたいだ瞬間に噛まれていただろう)おっとりしていて、顔もユーモラスで可愛らしかった。しかし、あのまま、私たちが気づかなかったら、彼はのんびりと寝室に入ってきて、部屋を探検していたのだろうか。私のパソコン机はドアのすぐそばにあるので、足元を見たら、彼がこっちを見て、「こんにちは!」なんてことになっていたんだろうか、と思うとちょっと恐ろしい。

この家に住んでいると、ドアの周りや窓枠の回りに隙間がたくさんあるせいで、窓やドアを閉めておいても、蛾やら蜘蛛やらサソリやらネズミやら、その他、名前も知らない昆虫たちが、たくさん家の中にやって来る。寝室のドアの下も床から2センチほど隙間が開いているので、夜中にテラスから風が吹いてくて、朝起きると、床は落ち葉でいっぱい・・・なんていうことになっているし、「ここ数日、綿帽子が吹雪のように舞っているなあ」と思っていたら、今朝は、ベッドの下や机の下、部屋の角に、ものすごい数の綿帽子が集まっていた。こんなに、家の中にワイルド(野)が侵入してくると、家の壁がものすごく薄いものに感じて、家を借りて住んでいるというよりは、野の中に住んでいるという気がしてくる。「家の中は安全。ワイルドフリー」というのは、ここでは幻想・・・なのだ。
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by lifewithmc | 2007-03-16 08:07 | メキシコ・山の暮らし

お腹の赤いハチドリ

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10月31日(火)晴れ

雲ひとつない青空。朝晩、少しずつ冷え込むようになってきたが、日中はまだまだ暑い。

テラスにいつもと違うハチドリがやって来る。頭は青、背中は緑、お腹から尾にかけては赤。嘴は赤く細長い。白いお腹のハチドリに比べて、ほんの少し小柄。目は黒。まん丸でつぶらな瞳。何度もテラスにやって来ては、ホバリングしていた。

ヨガ5日目。腰痛が軽くなる。右の腰が痛くて、右足まで痛むようになり、時々は、夜中に痛みで目が覚めて眠れなくなることもあったのだけれど、それがなくなってきた。

昼は昨日のスープの残り。
ブログにアップする原稿を書く。

夜はブロッコリー、インゲン、ピーマンのスープ。カブ、トマト、ツナのサラダ。

そういえば、「火曜日にお墓参りに来るから寄るわね」と言っていたグロリアは、とうとう来なかった。
by lifewithmc | 2007-03-16 07:58 | メキシコ・山の暮らし