エッセイスト菊池木乃実のブログです。環境活動家の夫、ポール・コールマンと共に南米チリのパタゴニア地方に在住。ホリスティックで持続可能なライフスタイル実践中


by lifewithmc
カレンダー
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30

日本からのお客さん

12月9日(土) 晴れ

今日は7時に起きて、テラスに座る。テラスにやってくる鳥を待つ。かなり風が冷たいけれども、コーヒーを飲みながら待つこと1時間。小さな黄色い鳥を何匹か目撃し、写真に撮った。8時半ごろ、東側の山の向こうから朝日が上がる。日が出ると、急に暖かくなり、鳥たちのさえずりがあちこちで聞こえるようになる。小さな黄色い鳥も、2,3匹テラスの木にやってきた。木に咲いている花に顔を突っ込んで、蜜を吸っているようだ。明日から、毎日、早起きして鳥の写真を撮ることにする。

午後、熊沢君がやってきた。熊沢君は、オアハカに住んでスペイン語の学校に通っていたが、ここ2ヶ月はグァテマラに住んでいた。オアハカでは、メキシコ人の家にホームステイしていたのだけれど、グァテマラでは自分で語学学校もアパートも見つけて、一人暮らしをしていたのだそうだ。クリスマスに日本に帰国するので、その途中にオアハカに寄ったので、訪ねてきてくれたのだった。熊沢君とは初対面。日本で木を植えながら歩く旅をしている私たちの友人、中渓さんと、今年の夏に北海道を一緒に歩いた明石君が、「熊沢君という友達がオアハカにいるので、ぜひ、会ってもらいたい」とメールをくれたのだった。

熊沢君は鎌倉にある茶器のお店で働いていていたそうだ。なんと、私の実家がある茨城県常陸太田市の元市長のお姉さんがお茶の家元らしく、常陸太田に茶器を納めに何度も通ったのだそうだ。なんという、偶然。仕事で常陸太田に通う人に会う確率など、非常に少ないというのに、メキシコでそんな人に会うなんて。しかも、熊沢君は中渓さんと誕生日が同じ。明石君はポールと誕生日が同じ・・・という不思議なつながりがあるのだった。

熊沢君は半年間のメキシコ&グァテマラ滞在でスペイン語がとても堪能になっていた。
「僕、個人で海外に来るのは初めてだったんですけど、これで自信がつきました」
そう言うと、熊沢君は、私たちの心に爽やかな笑顔を残して、去って行った。日本に帰った後の熊沢君の人生は、前とはずいぶん違ったものになるに違いない。
[PR]
by lifewithmc | 2007-04-16 08:30 | メキシコ・山の暮らし