たくさんの命を養う木
2007年 04月 10日
12月1日(金) 晴れ

毎日、雨のように咲き終わった花が降る。朝、起きてテラスへ出ると、紫の花が何百と、テラコッタのタイルの上に落ちている。この木の名前は、なんというのか。何週間も、紫色の花を何百と咲かせ続け、蝶々や小鳥やミツバチたちに毎日、蜜や花粉などを与え続けている。
「グレート・ツリー」と、いつしか、私たちはこの木のことを呼ぶようになった。何十匹もの蝶々や小鳥やミツバチを養っている偉大な木。「フィーディング・ツリー」と呼んだりもする。たくさんの命を養う木。ここに住み始めた頃は、葉が枯れていて、元気がなかったので、すでに枯れてしまったか、じきに枯れてしまうだろうと思っていた。でも、寒くなるにつれて、蕾をつけ始め、11月になってからは、もうひと月ぐらい花を咲かせ続けている。
ミツバチは、この木から蜂蜜や花粉を集めて命を作り、私たちはミツバチが集めてくれた蜂蜜やプロポリスや花粉を食べて、命を作っている。ということは、私たちも、どこか、そう遠くない場所で、この木のように花を咲かせている木に養われているのだ。たくさんの命を養う木。私たちは、偉大なる尊敬の念を持って、この木を眺めるようになった。

毎日、雨のように咲き終わった花が降る。朝、起きてテラスへ出ると、紫の花が何百と、テラコッタのタイルの上に落ちている。この木の名前は、なんというのか。何週間も、紫色の花を何百と咲かせ続け、蝶々や小鳥やミツバチたちに毎日、蜜や花粉などを与え続けている。
「グレート・ツリー」と、いつしか、私たちはこの木のことを呼ぶようになった。何十匹もの蝶々や小鳥やミツバチを養っている偉大な木。「フィーディング・ツリー」と呼んだりもする。たくさんの命を養う木。ここに住み始めた頃は、葉が枯れていて、元気がなかったので、すでに枯れてしまったか、じきに枯れてしまうだろうと思っていた。でも、寒くなるにつれて、蕾をつけ始め、11月になってからは、もうひと月ぐらい花を咲かせ続けている。
ミツバチは、この木から蜂蜜や花粉を集めて命を作り、私たちはミツバチが集めてくれた蜂蜜やプロポリスや花粉を食べて、命を作っている。ということは、私たちも、どこか、そう遠くない場所で、この木のように花を咲かせている木に養われているのだ。たくさんの命を養う木。私たちは、偉大なる尊敬の念を持って、この木を眺めるようになった。
by lifewithmc
| 2007-04-10 02:37
| メキシコ・山の暮らし