テラスにヘビがやって来た!
2007年 03月 16日
11月1日(水)晴れ
昨日と同じお腹が赤いハチドリがテラスにやって来る。5,6回来ては、テラスの真ん中でホバリングしてくれた。毎日、カメラを用意して待っていても、レンズを向けると飛び去ってしまって写真を撮ることができなかったのだけれど、今日は、ついにポールが写真に撮った。「あなたは、ハチドリの勇気とハートを持っている」と言われた彼。ハチドリの毎日の訪問はなんだか勇気づけられるようで嬉しい。
そのあと、ヘビがテラスから2階の寝室にやってきてびっくり!テラスに出るドアを開けておいたので、そこからヘビが中を覗き込んでいたのだ。ポールは気づかずにヘビをまたいでテラスに出ていき、振り返ったところ、ヘビを見つけて、「カメラ!カメラ!」と叫び、私が慌ててカメラを取ってドアの方へ向かうと、ヘビが私を見てフリーズしていた。とまもなく、ヘビは私の気配に驚いて、ユーターンし、テラスの端から木の枝を伝って、逃げ始めた。
私はポールにカメラを渡し、ヘビの様子を観察した。ヘビはクリームがかった白で黄色と黒の模様があり、1メートルぐらいの長さがある。ポールがカメラを向けると、じっとこっちを見て、写真に写り、枝を伝っていく。枝がどんどん細くなり、その先は何もない、とわかったところで、ヘビやユーターンし、反対側の枝を伝って先端まで行き、また、ユーターンして木の幹に戻り、やっと下へ向かって降りていった。
彼は毒蛇ではなくらしく、(毒蛇だったら、ポールがまたいだ瞬間に噛まれていただろう)おっとりしていて、顔もユーモラスで可愛らしかった。しかし、あのまま、私たちが気づかなかったら、彼はのんびりと寝室に入ってきて、部屋を探検していたのだろうか。私のパソコン机はドアのすぐそばにあるので、足元を見たら、彼がこっちを見て、「こんにちは!」なんてことになっていたんだろうか、と思うとちょっと恐ろしい。
この家に住んでいると、ドアの周りや窓枠の回りに隙間がたくさんあるせいで、窓やドアを閉めておいても、蛾やら蜘蛛やらサソリやらネズミやら、その他、名前も知らない昆虫たちが、たくさん家の中にやって来る。寝室のドアの下も床から2センチほど隙間が開いているので、夜中にテラスから風が吹いてくて、朝起きると、床は落ち葉でいっぱい・・・なんていうことになっているし、「ここ数日、綿帽子が吹雪のように舞っているなあ」と思っていたら、今朝は、ベッドの下や机の下、部屋の角に、ものすごい数の綿帽子が集まっていた。こんなに、家の中にワイルド(野)が侵入してくると、家の壁がものすごく薄いものに感じて、家を借りて住んでいるというよりは、野の中に住んでいるという気がしてくる。「家の中は安全。ワイルドフリー」というのは、ここでは幻想・・・なのだ。
昨日と同じお腹が赤いハチドリがテラスにやって来る。5,6回来ては、テラスの真ん中でホバリングしてくれた。毎日、カメラを用意して待っていても、レンズを向けると飛び去ってしまって写真を撮ることができなかったのだけれど、今日は、ついにポールが写真に撮った。「あなたは、ハチドリの勇気とハートを持っている」と言われた彼。ハチドリの毎日の訪問はなんだか勇気づけられるようで嬉しい。
そのあと、ヘビがテラスから2階の寝室にやってきてびっくり!テラスに出るドアを開けておいたので、そこからヘビが中を覗き込んでいたのだ。ポールは気づかずにヘビをまたいでテラスに出ていき、振り返ったところ、ヘビを見つけて、「カメラ!カメラ!」と叫び、私が慌ててカメラを取ってドアの方へ向かうと、ヘビが私を見てフリーズしていた。とまもなく、ヘビは私の気配に驚いて、ユーターンし、テラスの端から木の枝を伝って、逃げ始めた。
私はポールにカメラを渡し、ヘビの様子を観察した。ヘビはクリームがかった白で黄色と黒の模様があり、1メートルぐらいの長さがある。ポールがカメラを向けると、じっとこっちを見て、写真に写り、枝を伝っていく。枝がどんどん細くなり、その先は何もない、とわかったところで、ヘビやユーターンし、反対側の枝を伝って先端まで行き、また、ユーターンして木の幹に戻り、やっと下へ向かって降りていった。
彼は毒蛇ではなくらしく、(毒蛇だったら、ポールがまたいだ瞬間に噛まれていただろう)おっとりしていて、顔もユーモラスで可愛らしかった。しかし、あのまま、私たちが気づかなかったら、彼はのんびりと寝室に入ってきて、部屋を探検していたのだろうか。私のパソコン机はドアのすぐそばにあるので、足元を見たら、彼がこっちを見て、「こんにちは!」なんてことになっていたんだろうか、と思うとちょっと恐ろしい。
この家に住んでいると、ドアの周りや窓枠の回りに隙間がたくさんあるせいで、窓やドアを閉めておいても、蛾やら蜘蛛やらサソリやらネズミやら、その他、名前も知らない昆虫たちが、たくさん家の中にやって来る。寝室のドアの下も床から2センチほど隙間が開いているので、夜中にテラスから風が吹いてくて、朝起きると、床は落ち葉でいっぱい・・・なんていうことになっているし、「ここ数日、綿帽子が吹雪のように舞っているなあ」と思っていたら、今朝は、ベッドの下や机の下、部屋の角に、ものすごい数の綿帽子が集まっていた。こんなに、家の中にワイルド(野)が侵入してくると、家の壁がものすごく薄いものに感じて、家を借りて住んでいるというよりは、野の中に住んでいるという気がしてくる。「家の中は安全。ワイルドフリー」というのは、ここでは幻想・・・なのだ。
by lifewithmc
| 2007-03-16 08:07
| メキシコ・山の暮らし