エッセイスト菊池木乃実のブログです。環境活動家の夫、ポール・コールマンと共に南米チリのパタゴニア地方に在住。ホリスティックで持続可能なライフスタイル実践中


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ある一日の風景 その2

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by lifewithmc | 2007-10-28 20:57 | 中国・徒歩の旅

ある一日の風景 その1

「二本の足じゃ、どこへも行けない。二本の足はとても無力で、バスや電車や車を使わなければ、どこへも行けない」と思っていたことがある。

でも、今では二本の足だけでどこまでも行ける。二本の足だけで歩いて、夕方には、朝、自分がいた場所と全く違う場所にいるというのは、純粋な驚き。

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by lifewithmc | 2007-10-28 20:46 | 中国・徒歩の旅
歩く旅をしているとき、一番の贅沢は熱いお風呂に入ること。
中国では、バスタブがついているホテルは非常に少なく(私たちが泊まっているエコノミーホテルでは特にそうで)、しかも、熱いお湯が出るホテルは皆無に近いのです。
今は暑いからそうなのか、シャワーはぬるま湯だったり、お水だったり、湯沸かし器がある!と喜んで蛇口をひねると、湯沸かし器は壊れていたり。。。

そんなわけで、今、泊まっているホテルにバスタブがついていて、しかも熱いお湯が出ると知った瞬間、熱いお風呂に肩までしっかりつかって、ながーいため息をついておりました。

実は、湯船につかったのは、なんと5、6週間ぶりです。
いやいや、シャワーは毎日浴びてましたから、汚くはないですよ。でも、湯船は本当にひさしぶりで、涙が出るほどうれしかったです。

湯船に浸りながら、歩きつかれた膝や足の裏などを揉みつつ、ふと、神様+宇宙+大いなる力みたいなもの全部に向かって、「神様、マジックが必要です!マジック起こしてください!」と祈ってみました。

すると、何が起こったか・・・
はっはっは。
日本語ホームページの更新や、翻訳しなければいけない英文や、書かなければいけないめるまがなど、たまっていた仕事を、どどどおおおおおおっと思い出したのでした。

なるほど・・・悟りましたよ。
「やるべきことをしなさい」ってことですね。
万事を尽くして天命を待つということわざがありますが、そういうことなんでしょうね。

さぶっと湯船から出て、仕事しました。
たまっていた仕事を片付けて、やるだけやったわ!と満足したら、なんだか、それで大丈夫なような気がしてきました。

何が大丈夫なんだか、わかりませんが、いや、これでいいんだと、わけもなく納得したのでした。
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by lifewithmc | 2007-10-21 21:08 | 中国・徒歩の旅
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中国からのビデオクリップ、お届けします。
このビデオを見た方が、たった一人でも「よし、地球を助けるために行動しよう!」と思ってくださったら、今日のミッション完了です!! >>ビデオを見る


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by lifewithmc | 2007-10-20 23:09 | 中国・徒歩の旅

『引き寄せの法則』

今日は、「ザ・シークレット」の翻訳者のお一人である山川鉱矢さんから届いたメールマガジンを転載します。

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「ザ・シークレット」は自分のパワーに目覚める本です。


山川紘矢

2007年アメリカ、カナダ、オーストラリアを席巻した
一冊の本があります。ロンダ・バーン著の「ザ・シークレット」です。
2006年3月にリリースされた同名のDVDはインターネットを通じ
て全世界に知られるようになり、多くの人々が予告編を見て、DVDを
買いました。ドラマティックな映像と成功者と言われる人々が語る体験談は、
多くの人々に強いインパクトを与えました。DVDの売上はアメリカで、
あっという間に50万部を越えました。

そして、2006年11月には、DVDを元にした本が売り出されました。
発売されてすぐに、アメリカの人気テレビ番組や有力新聞、雑誌などの
メディアに次々と取り上げられて、たちまちのうちにベストセラーの
第一位に踊り出ました。そして、様々な場面でこの本について、大いに
議論されるようになりました。

もちろん本は大増刷され、なんと、現在までにで、700万部に到達
しています。アメリカ、カナダ、オーストラリアの英語圏三カ国で、
同時にベストセラー第一位になった本は、2007年ではこの
「ザ・シークレット」だけでした。また、次々といろいろな言葉に翻訳され、
2008年末までには33カ国語に翻訳、出版される予定です。
日本語版は2007年の10月29日に角川書店から発売されます。

この本の主題である「ザ・シークレット」とは、これまで永い間、
秘密にされていた成功するための法則のことです。この秘密の法則
さえ知れば、人は欲しいものをすべて手に入れられ、したいことは
どんなことでもでき、なりたいものにはなんでもなれるというのです。
歴史上の有名な人物や成功した人々はみんなこの秘密を知っていました。
その秘密とは「引き寄せの法則」と呼ばれ、人は心から強く望めば、
その望みは実現するというものです。

著者のリンダ・バーンはオーストラリアで映像関係の仕事をしていましたが、
50代にさしかかった頃、彼女の人生は完全に崩壊しました。
父親が突然になくなり、仕事関係や恋人との関係がおかしくなり、
心身ともにぼろぼろになってしまったのです。その時、娘から贈られた
一冊の本が彼女の人生を救ってくれました。100年も前に書かれた
その本に紹介されていたのが、「偉大なる秘密」引き寄せの法則だったのです。

彼女は夢中になってその本を読むと、さらに、その「秘密」を調べ始めました。
すると、歴史上の人物達がみんなこの「秘密」を知っていたことを発見
したのです。「どうして、一般の人たちはこのことを知らないのだろう」
と彼女は思いました。そこで、この「秘密」を世界中の人々と分かち合い
たいという熱い思いにかられ、現在、生存している人々の中にその「秘密」
を知っている人をさがしはじめました。すると、まるで、彼女が磁石となって
引き寄せたかのように、偉大なマスター(師)たちが次々と彼女の前に現われ
てきました。そして現代においても、まさにその「秘密」を実践している人々
が沢山いることを発見したのでした。

彼女は、これを映画化して、世界中に広めたいと思いました。やがて、
世界中に広めるイメージが彼女の頭の中で、確固としたものとなって
ゆきました。彼女は映画製作のチームを作り、チーム全員にこの「秘密」
を学んでもらいました。すると、多くの人々や物事が彼女の元に自然に
引き寄せられてきたのです。そして、8ヶ月後、「ザ・シークレット」
のビデオ映画が完成し、発売されたのでした。

この映画が世界中で発売されると、奇跡的な話がつぎつぎと報告され
てきました。慢性的な痛みやうつ病や不治の病から回復した、事故で
半身不随だった人が歩けるようになった、死の床から起き上がったなど
です。そのほか、多大の資金を調達できた、すばらしいマイホームが手
に入った、人生の伴侶、欲しかった自動車、仕事、出世などを手にいれ
ることが出来た、子供との関係も良くなったなど、様々な報告が届きました。

著者のリンダ・バーンは確かにこの「秘密」を使って、大変な有名人
になりました。まさに「秘密」を実践して成功したよい実例といえるでしょう。

さらにDVDの成功から、「ザ・シークレット」の本が生まれました。
この秘密を知って、いろいろな分野で成功した24人の師達が自分の
成功の秘密を次々に項目ごとに語ってゆくという、DVDの形がそのまま
本になっているのですが、本をじっくり読むことによって、より深く
理解が出来るようになっています。

この本で明らかにされている秘密「引き寄せの法則」とは、「人生で
あなたにおきていることは、すべてあなたが引き寄せています。あなたが、
思い、イメージすることが、あなたに引き寄せられてくるのです。
それはあなたが考えていることです。なにごとであれ、あなたが考えて
いることが、あなたに引き寄せられてくるのです」と言うものです。

すなわち、心から望み、イメージし、それがすでに実現していると思う
ことによって、どんな物もどんなことも、あなたは自分に引き寄せること
が出来る、というのです。なぜならば、宇宙はそのように出来ているから
です。そして、これこそが成功の法則なのです。

この本を読んで、自分が本当に望んでいるものは何か、本当の自分は何
なのかを知り、宇宙の助けを使い始めることができれば、あなたは自分の
思い通りの自分になれるでしょう。そういう意味で、ぜひ多くの人に読ん
でいただきたい一冊です。                       
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「ザ・シークレット」は10月29日角川書店から発売されるそうです。私も今すぐ予約して読みたいところですが、旅をしているのでそうもいかず・・・

うーん、心から望み、イメージし、それがすでに実現していると思うことによって、どんな物もどんなことも、あなたは自分に引き寄せることが出来る・・・とは、素晴らしい。私も歩きながら実践してみます!
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by lifewithmc | 2007-10-20 17:01 | スピリチュアル

心優しき中国の人々

今日は、阿婆角で木を植えた次の日から5日連続で起こった不思議な出会いについて書きます。

その1
阿婆角から稔山(Renshan)という町へ向かって歩いていた時のこと。木陰で休もうとバックパックを下ろすとたくさんの人が集まってきました。道路を作っている人たちです。そのなかに英語の話せる男の子がいたのでポールが、「水をもらえませんか?」と聞くと、その男の子はダッシュで通りの向こうへ走って行きました。どこから水を持ってくるのかと思って見ていると、なんと、向かいのお店から水を買ってきてくれたのです。お金を払おうとしても受け取ってくれませんでした。木を植えながら北京まで歩いていることを話すとみんな応援してくれ、いつまでも手を振り、私たちを見送ってくれました。
(写真1に写っている皆さん)

その2
次の日は、吉隆(Jinlong)という町へ向かって歩きました。蒸し暑かったので、町へ着くまであと3キロというところで水を飲み尽くしてしまい、「ああ、冷たいココナツミルクが飲みたい」などと思いながら歩いていると、白い車が止まり、20代前半の男性が水のボトルを2本くれたのでした。不思議に思いながらもありがたく水を受け取り、冷たい水を飲み干しました。ところが、それから1キロほど歩くと、さっきと同じ白い車が道に止まっているではありませんか。あれ、さっきと同じ人かな、と思っていると、同じ男性が、車の中から飲み物がたくさん入った袋を私とポールにくれたのでした。袋の中には、ココナツミルク、ヨーグルトドリンク、甘くて冷たいお粥が入っていました。ココナツミルク!まるで私の心を読んでいたみたいです!お礼を言って、握手をすると、彼は笑顔で走り去って行きました。とても不思議な出会いでした。

その3
次の日、今度は道端で休憩していると、バイクで通りかかった人が、「ハロー!」と笑顔で声をかけてきました。その人は、何かいろいろと話しかけてくれるのですが、私もポールもさっぱり言葉がわからないのでニコニコしていました。すると、彼はバイクの荷台に積んであった箱から大きなボトルを取り出し、ポールを手招きしてそれを手渡し、髪の毛を手でくしゃくしゃかき混ぜる仕草をして走り去って行ったのでした。くれたのは、なんとアロエのシャンプーでした。「これで、頭を洗ってさっぱりしてください」ときっと言ってくれたのでしょう。これも、ありがたくいただきました。

その4
翌日は、とても長い1日でした。20キロ歩いて日暮れと共にHoumenという町に着いたのですが、そこにはホテルがなかったのです。そこで、仕方なく次の町まで、あと15キロ歩くことにしました。「夜中の12時までには着くだろうから、ホテルは見つかるよ」とポール。しかし、かなり二人とも疲れていて、たびたび、道端に座って休憩しながら歩きました。

午後10時頃だったと思います。道端で休憩していると、若い男の人が突然、暗闇の中から出てきました。どうやら、道の向こうに畑があり、2,3人男の人がいて、何かをしているようです。「何だろう」と興味深々で見ていると、その男の人は畑の中へ入って行き、また、すぐに畑から飛び出してきて、ポールに何かを手渡しました。なんと、それは、赤くなったばかりのトマトでした。「食べてください」というような仕草をして、男の人は畑の中へ消えて行き、今度はあと2つトマトを取ってきて、私にもくれました。夜の10時にトマトを取っているとは、不思議なことだと思っていると、彼は身振り手振りで「この道をまっすぐ行ったら、大きな町があるから、もう遅いからそこでホテルに泊まったらいい」というようなことを言って去って行きました。

普通はそこで話は終わりです。でも、この人は違いました。私たちが歩いていると、後ろから自転車で追いかけてきたのです。「???」不思議に思いながら観察していると、彼は自転車を降りて私たちと一緒に歩き始めました。彼は、一生懸命、ポールに話しかけています。言葉がわからないながらも、どうやら、彼は次の街にあるホテルまで私たちを案内してくれるらしいということがわかったので、信じてついていくことにしました。

あと3キロ、あと2キロ、あと1キロだから、頑張って、と、彼は1キロ過ぎるごとに説明してくれます。どうやら、この道をよく知っているようです。へとへとになりながら、ついていくと、ようやく午後11時半を回った頃、Meilouという町に辿り着きました。彼は私たちをホテルへ案内してくれ、ちゃんとお腹が一杯になるように食堂へも案内してくれ、食事をご馳走しようとすると、「お腹空いていないから」と言って食事もせず、ビールを勧めてもビールも飲まず、筆談で「お名前は?」と聞くと、「名前は重要ではありません。私は普通の中国人です。誠心誠意あなたたちを助けたいと思っただけです」と言いました。彼は、この町に住んでいて、ホテルのすぐ近くに家があると言っていました。結局、彼は私たちをホテルへ送り届けると、「再見!」と言って自転車に乗って去って行きました。

その5
次の日、今度はMeilouからHaifengへ向かって歩いていると、10代の男の子が英語で話しかけてきました。彼は香港から引っ越してきたそうです。私たちが、北京まで歩いているというと、とても驚いて、「何か飲み物を買ってきてあげます。待っていてください!」と自転車で走り去って行き、どこからか水を買ってきてくれました。その日は車の激しい国道沿いを歩いていて、水を買える様な店が見つからなかったので、彼が自転車で水を買ってきてくれたのは、本当に助かりました。(写真下に写っている男の子たち)

この5日間の出会いは、本当にとても不思議な出来事でした。もしかしたら、困った時には、こうして神様が私たちに助っ人を送ってくれるのかもしれません。きっと彼らに会うことは、二度とないのだろうと思います。でも、こうした人々との触れ合いは、一生忘れないと思います。ありがとう、心優しき中国の皆さん!!
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by lifewithmc | 2007-10-19 22:02 | 中国・徒歩の旅
先週の月曜日、私たちは阿婆角(Yabochau)という海辺の小さな町を目指して歩いていました。

その日は、町を抜けるのに時間がかかり、舗装されていない土埃が激しい道をひたすら歩きました。地図で見るとそれほど距離はないようだったのですが、実際には、道が大きく迂回していてかなりの距離。ようやく、日が暮れた頃、海辺にたどり着きました。小さな湾の向こう側に、ちらほらと灯りが見えます。どうか、レストランがありますようにと祈りながら、灯りを目指して歩いて行くと、外灯もない、暗い町に着きました。小さな灯りは、道沿いにある家から漏れていたようです。通りにいる人に、「旅館はありますか?」と聞くと、「ある」との答え。でも、指差してもらった方を見ても、灯りが見えません。はて、本当に旅館があるのか?と疑ったまま、海沿いの道を歩いていくと、小さな食堂がありました。

「とりあえず、お腹をいっぱいにして、それから旅館を探そう」と食堂に入ると、2つのテーブルの周りに大勢の若者が座って、食事をしていました。みんな、ものすごく興味深々で私たちを見ています。バックパックを下ろし、テーブルに座り、ビールを注文し、「メニューはありますか?」と聞くと、食堂のオーナーらしきお父さんに台所に案内されました。そこには、水槽が並んでいて新鮮な魚や貝、海老、蟹などが入っていました。どうやら、地元の人は水槽から好きな魚介類を選んで、料理してもらうようです。でも、私にはそんな複雑なことはできません。そこで、食堂に戻り、ポールを呼んで若者たちのテーブルに並んでいる料理を見て、食べたいものを指差すようにと言いました。ポールは、なんだかわからないけど、野菜らしきものを頼もうと、若者のテーブルに並んでいるものを2つ指差し、お父さんは満足して台所へ消えて行きました。

料理がやってくると、若者が一人、二人とテーブルにやってきて、ポールのコップにビールを注ぎ始め、「乾杯!」とグラスを上げました。同時に、20人ぐらいの若者が、「乾杯!」とグラスを空け、みんなニコニコ笑っています。気がつくと、10人ぐらいテーブルを取り囲み、食堂のお母さんも子供たちもやってきて、私にいろいろ話しかけてきました。もちろん、なんだか、さっぱりわからないので、ノートを出し、「ごめんなさい。中国語は話せません。日本人です。ここに書いてください」とお願いすると、「どこから来たのか、どこへ行くのか、どうしてこの町にいるのか?」と聞かれました。イギリス人と日本人のカップルがバックパックを背負って歩いているのは、本当に不思議な光景のだと思います。

そこで、去年、中国を歩いたときの新聞記事を取り出して、みんなに見せると、2分もたたないうちに、一人の若者が、「明日、ここで木を植えてくれますか?」と言ったのです。「もちろんです!」と私たちは即答。すると、もう一人の男の人が、「この阿婆角湾は、1937年第二次世界大戦中に日本軍が上陸した場所です。だから、平和のために木を植えたいのです」と言いました。なんという偶然(必然?)なのでしょう。私たちは、この小さな、小さな海辺の町に導かれて来たことに不思議な縁を感じました。その後、彼らは、私たちの食事代を払ってくれ、ホテルに案内してくれて、「私たちがホテル代を払うので心配しないで」と言い、「明日、ここで待ち合わせしましょう」と言って、去っていきました。

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翌日は、とても珍しく晴れて、空気が澄んでいて、空は青く、海もとてもきれいでした。この場所は、まだ公害で汚されていない、数少ない場所のようです。ビーチは真っ白で、海はエメラルドグリーンとブルー。「ここは、今まで行ったビーチの中でも最も美しい場所の一つ」とポールも感動していました。私たちが木を植えたのは、その美しいビーチを見下ろす丘の上です。彼らは建設業者で、20年前に中止になった道路が今年、再び建設されることになったので、道路を作っているのでした。

「ここは自然の美しい場所です。ここにただ座っているだけで気持ちが落ち着きます。この美しい自然を守りたいのです」「私たちは、あなたたちの活動を尊敬し、支持します」と言ってくれました。

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木を植えた後は、みんなでお昼を食べに行きました。美しい海の見渡せる食堂で、採りたての新鮮なシーフードをご馳走になり、お腹も満腹、心は幸福な気持ちでいっぱいになり、惜しみながらも別れを告げ、次の町へ出発しました。

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実は、この町へ向かって歩いている時、「ポールは、これまで地元の人と木が植えられることをひたすら信じて、何年もこうして知らない国、知らない町を歩いて、きたんだなあ。今回は、あとどれくらい歩いたら、中国の人と木を植えられるのかなあ」と考えていたところでした。それから、3時間後には、地元の人と木を植えることになっていたのですから、本当に歩く旅は素晴らしいです。

彼らのお給料は、そんなに多くはないはずです。でも、私たちの食事代や宿泊代を払ってくれ、私たちを応援してくれたことに、本当に本当に感謝し、謙虚な気持ちになりました。

「この活動の報酬はなんですか?」とポールはよく聞かれます。この活動は、私たちの雇い主(?)である地球さんからお給料をもらえるわけではありませんから、動機が何なのか、理解されにくいのです。

ある男の子(中国のホテルのスタッフ)には、「中国ではお金が一番大事なんです。歩くのは、時間の無駄だって言われています」と言われました。「その通り、お金はとても大事です。でも、私たちが地球に住めなくなったら、お金も稼げません。地球がなければ、私たちの命もないし、お金もないのです。私たちは、中国の人たちは環境をきれいにできると信じているし、助けたいと思っています」と言うと、深く頷き、「中国の環境は汚いです。きれいにしないといけないんです。助けてくれてありがとう。僕も僕たち中国人は環境をきれいにできると信じたいです」と言ってくれました。

こうした普通の人たちとの温かい交流があるたびに、私たちはとても幸せな気持ちになります。こうした人々との交流があるおかげで、私たちは歩き続けて行けるのです。毎日、15キロ、20キロ、と歩き続けて行くのは、身体がきつい時もあります。毎日、膝の裏や足首やアキレス腱や背中や方や、どこかは必ず痛いです。今回は、ラップトップをバックパックに入れて歩いているので、バックパックも重いです。

「こんなにきつい思いをして歩いているのは、何のためなんだろう?」と思うこともあります。でも、私たちが歩いていることで、この地球にもう一本、木が植えられたり、人々の美しい心に触れたり、「お金が一番大事で歩くのは時間の無駄」と教えられてきた男の子の心に変化が起きたりするのなら、それだけできっと意味があるのだろうと思います。それは、とても小さなことかもしれないけれど、小さな波はきっと大きな波になるはずです。それを信じて、歩いていきます。

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by lifewithmc | 2007-10-15 22:38 | 中国・徒歩の旅

星と月の下で眠る

今日は、インターネットカフェから投稿します。USBポートがないので、写真がアップできないけど、日記だけでも・・・

さて、先週のこと。日が暮れた後、海岸沿いの小さな村に辿り着き、ホテルを探したところ、ずっと以前に廃業になっていて、泊まるところがない!ということがありました。辛うじて食堂を探して、お腹を一杯にして、懐中電灯を頼りに海岸沿いを歩き続けました。

ところが、暗い上にこの海岸沿いの道というのが、どんどん細くなって行き、10分も歩くと、石ころだらけのビーチを歩いている感じになり、どう考えても、道とは思えない感じになって来ました。すると、ふと、右側に上へ登っていく坂道が見え、そちらへ行くと、もしかしたら、正しい道があるかもしれないと思いつき、坂を登って行きました。

時刻は午後9時。あたりは真っ暗で、上へ登ると、遠くに漁船の明りがちらほらと見え、かなり遠くに町の明りが見えるだけで、期待したような正しい道はなく、行き止まりになって、広く平らな砂利の引かれた場所に辿り着きました。

嬉しいことに空は晴れていて、星がたくさん見えます。ちょうど工業地帯を過ぎて20キロぐらい歩いてきたので、大気汚染は免れているようです。

疲れたね。
今夜は、ここで寝る?

とポールが言うので、迷わず、うん、と頷きました。

なにしろ、歩き疲れており、暗闇の中、正しいかどうかわからない道を歩き続けるエネルギーは全く残っていませんでした。

バックパックからシートとマット、寝袋を出して横になりました。
頭上には満点の星。中国に来てから、初めて星を見ました。
海からは、気持ちのいいそよ風。
これで、今夜はぐっすり眠れるかな・・・と思いきや、ブーンとあの忌まわしい音が!
蚊です。
蚊が何匹も飛び回っているのです。

虫除けスプレーをかけて、うとうと・・・
ブーン!!!!!

は!

虫除けスプレーをかけて、うとうと・・・
ブーン!

は!

という具合で、1時間おきに目が覚め、涼しくて気持ちがよかった海風も、吹き続けているいるうちに寒くなり、かといって、寝袋に入ると暑くて汗びっしょりになって目が覚める・・・という具合で、そのうち、東の空から月が上り、その月が雲の切れ間に見え隠れしながら、中空高く上っていくまでずっと眺めていました。

結局、明け方、1時間ぐらいは眠ったでしょうか・・・
海の向こう側に朝日が出ると同時に、じりじりと暑くなり、急いで荷物を詰めて、また、歩き始めました。

前の晩、正しい道ではないのではないか、と思った海沿いの道は、朝起きてみると、実は唯一の道だったということもわかり、しばらく海沿いを歩いていくと、道路は広くなり、小さな村に辿り着きました。しかし、そこは村全体が建設現場のよう。高速道路を作っているので、土ぼこりを巻き上げて、大型トラックが通り過ぎて行きます。また、しばらく歩くと、今度は、建設中のトンネルに突き当たりました。通れるのかな?と思っていると、ほかの人たちは、バイクや徒歩や車でトンネルを気軽に通って行きます。

入り口にいる建設現場の人たちも、どうぞ、と身振り手振りで示してくれるので、まだ、掘り立てのトンネルを抜けていきました。

トンネルを抜け、トラックの通りの激しい一本道を歩いて行き、さて、いったい、どこへ辿り着くのか、と思っていたら、ぼん!と目の前に、高層ビルが現れました。

周りを見ると、高層ビルだらけ。
なんだか、タイムトリップしたみたいです。

そして、目の前に、ホリディ・インがありました。
こんなところに、ホリディ・イン? 大都市でもリゾートでもないのに?
なんだか、狐につままれたようです。
でも、野宿をした次の日、汗まみれ、泥まみれの私たちには、シャワー&洗濯は必至!!
ということで、汗まみれ、泥まみれのまま、ホリディ・インにチェックインしました。

レセプションの女の子が、僕に、ランドリーは4枚まで無料ですよ、と言ってくれたよと、ポール。
チェックインして真っ先にしたことは、シャワー&洗濯!!でした。

(翌日、ここは、リゾートとして開発中の町だということがわかりました)
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by lifewithmc | 2007-10-11 20:42 | 中国・徒歩の旅
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9月22日に香港をスタートしてから、12日目。

今日現在、中国の恵州市のAntouという町まで歩きました。
歩いた距離は、80キロぐらいです。
香港をスタートした次の日から台風になったため、深圳に数日滞在して、それから再び歩き始めました。

昨日は、夕方、BaGaungという小さな村に着き、ホテルがなかったので、海が見える高台の工事現場のような場所で野宿しました。蒸し暑く、蚊が多くて、ほとんど眠れず、今朝は、朝日が昇る前に起きて、炎天下の中、歩き始めました。

2時間ほど歩いて、小さな村を2つ過ぎると、いきなり目の前に高層ビルが現れてびっくり。
部屋にインターネットがあるホテルを見つけたので、チェックインして早速、ラップトップをつなぎ、シャワーを浴び、汗びっしょりになった洋服を全部、手洗いして、さっぱりしました。

歩いていると、日々は、ものすごくシンプルになっていきます。
朝起きる、食べる、歩く、食べる、眠る。。。という具合。
歩いている間は、シャワー浴びたいな、服を洗いたいな、お腹がすいたな、、、ということぐらいしか考えなくなり、バックパックを背負っているので、どこでも眠れるというものすごく自由な気持ちにもなります。

昨日のことも、明日のことも考えない。
考えるのは、今、この瞬間だけ。
そのシンプルさが、ものすごく気持ち良いんです。

いや、今回はラップトップをバックパックに入れて歩いているので、バックパックはかなり重いです。炎天下で暑い中、歩いているので、へとへとにもなります。身体は、きついけれども、なんとも、精神が自由になっていく、その過程が面白いんです。一歩一歩、歩いていること事態がメディテーションなのかもしれません。
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by lifewithmc | 2007-10-05 00:47 | 中国・徒歩の旅