エッセイスト菊池木乃実のブログです。環境活動家の夫、ポール・コールマンと共に南米チリのパタゴニア地方に在住。ホリスティックで持続可能なライフスタイル実践中


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南山のポンポコ狸を代表して、明日からスイスに行ってきます

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(c)スタジオジブリ 『平成狸合戦ぽんぽこ』

ジュネスさんとポールの全国講演ツアーも大成功に終わり、なんと最後の京都では、人が集まらないかも~と弱気になっていたにもかかわらず、80人ぐらいの人が来てくれて、参加費から経費を引いた額が、講演料+交通費+ホテル代=ぴったり!!予定どおりの数字!という奇跡も起こりました。

全国10ヶ所の講演会を主催してくださった皆様、本当にありがとうございました。

東京には、宮田祐次君のご両親が、江ノ島には、中渓宏一くんのご両親とお姉さん夫婦が来てくださって感激しました♪

そして、昨日は、土嚢建築(アースバック建築)の第一人者、天理大学の井上昭夫先生と建築家の渡邊菊真さんを訪ねました。パタゴニアで作る予定のアースバックホームのデザイン(二人で手描きしたもの)を見ていただいて、それが実現可能であることもわかって、がぜん、さらにやる気が湧いてきました。

井上先生は、アースバックで東アフリカにエコビレッジを作る構想を進めていて、今年の8月にウガンダにもう一度行ってエコビレッジ作りをされるそうです。

ということで、講演も終わり、ほっと一息か?と思いきや、なんと、明日の夜は関空からスイスに飛びます

17日、18日にスイスのローザンヌにある国際オリンピック委員会で、石原都知事が東京にオリンピックを招致するためにプレゼンをするので、それに合わせて現地に行くんです。

なんだか、すごい流れですね~。稲城の南山に5月2日に木を植えに行って、『森を守ろう~♪』って踊っていたら、スイスに行くことになってしまいました

そうです。稲城の南山に住むタヌキたちと絶滅危惧種のトウキョウ・サンショウウオと森の生き物&木々たちを代表して、国際オリンピック委員会のみなさんにメッセージを伝えに行くんです

どうして、スイスに行くことになったのかは、このビデオを見てくださいね。

日本語、聞き取れるでしょうか?

日本語のテキストも下に書いておきますね。

では、行ってきま~す♪
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石原知事定例記者会見録
平成21(2009)年5月29日(金)

【知事】6月14日から20日までの出張期間で、スイスのローザンヌでのですね、IOC(国際オリンピック委員会)に対するブリーフィング(要点説明)に立候補都市として出席します。これ、あの、前はなかったんですがね、ロゲ会長(ジャック・ロゲ 国際オリンピック委員会会長)の代になってね、審査に手を尽くすということで、こういうことになったらしいんですがね。しかし、説明を尽くして、それを本当にベースに評価されればありがたいんだけど、なかなかこの選考ってのは、もっと難しい問題が絡んでくるみたいで、いずれにしろですね、当地ではブースを設置して、IOCの委員やですね、マスメディアにいろいろ説明をいたします。

(中略)

【記者】オリンピック招致でですね、海の森を整備する一方でですね、同じ規模の東京近郊最大の里山の南山をですね、つぶしてニュータウン開発せよという事業に都が48億円投入しようとしている(稲城市・南山東部土地区画整理事業)と。これが環境オリンピックと矛盾するんではないかと。国連の、あの…。

【知事】あなたね…。

【記者】平和大使のポール・コールマン(環境活動家)さんが手紙でオリンピック招致のマイナスになるんではないかという手紙を知事あてに送られているんですが、南山開発に対するご見解、あるいは…。

【知事】東京のことをよく知らない外国人がね、口を入れてくるのは、あなた自身がだな、要するにその人間に肩持ってものを言うならね、東京の10年計画(緑の東京10年プロジェクト)ってのは知ってるのかい、緑に関する。

【記者】ええ…。

【知事】知ってる?

【記者】いや、里山開発について…。

【知事】いや、だからだね、たまたまオリンピックと重なっているけれどもだな、東京は2年前から10年計画でね、緑を増やしてますよ、ね。しかし、この里山はあなた行ったことあるの?

【記者】はい、行きました。で、「フライデー」で記事も書きましたが、スタジオジブリの高畑(勲)監督も、外国人だけじゃなくて、日本人のスタジオジブリの高畑監督もこの計画はおかしいと。石原知事は海の森をつくる一方で、何で今の里山を破壊するのかと、矛盾しているというふうにご指摘になっているんですが。

【知事】里山に対するね、周りの住民のノスタルジー(郷愁)というのはありますよ。ただね、里山がね、魔の山になっちゃ困る。既にあそこで子どもがね、2人生き埋めになって死んでる。ね、あそこで砂をとっててね、その後が荒廃したままね、民有地ですからね、これはやっぱりね、持ち主がね、手を入れないためにですね、どんどんがけ崩れが起こってね、

その後、しかも1人が生き埋めになって、これは気がついた人早かったんで救出したわけでしょう。そういう事件が次々と起こればね、周りの人間って不安だしね、これはやっぱり合理的にですね、要するにトリム(手入れ)してですね、活用するっていうのは当然の行政の責任でしょう。私はね、あの計画は間違ってないと思う。

しかもですな、周囲の住民のね、多数の合意を得て行っているプロジェクトですから、私はね、緑は増やすべきだと思うけど、同時にですね、放置したままでね、人を殺すような山林ってものは、私はね、やっぱり危ないと思います。あなたにぜひ見てもらいたい、この問題。

(注:これは、後日、地元の方に確認したところ、昭和40年代の話で、子供たちは貯水池で遊んでいて亡くなったそうです)

 例えばね、東京の水源地であります森林ありますよ、三多摩の。これが民有地のためにね、手を入れることできずにね、持ってる人だってお金かけるの損だから、そこがどんだけ荒廃しているかね、必要だったら今度ヘリコプター飛んで見せてあげるけど、やっぱり緑はね、トリムを、手を入れなかったらだめなんだ。放置しただけだと、やっぱり子どもを食い殺すことになる。私はこの計画は結構だと思います。

【記者】いや、その辺は知事がリーダーシップをとって整備しながら環境保全を両立する代替案の検討とかですね、とりあえず現地を見て、今の現況を把握されるということはなさるご意向はないんでしょうか。

【知事】私は知ってます、現地。見てます。

【記者】その上でも今の計画を見直す必要はないというふうに…。

【知事】いや、だから、あの、山のあの荒廃を見たらですね、周りの人たちが不安に思うのは当たり前じゃないですか。ね。だから、私はね、合理的にあれをですね、要するに再生されるということでね、あのプロジェクト間違いないと思いますし、あそこにはですね、保育園をつくるとかね、介護施設でもつくるとか、そういったことでね、あの土地はね、あの地域としてやっぱり再生されて生きていくんじゃないですか。

【記者】ポール・コールマン氏は国際オリンピック…。

【知事】いや、ポール・コールマン、知らないわ、外国人は。どうでもいいんだ、そんなのは。

【記者】国際オリンピック委員会にも直訴すると言って、おっしゃっていますが、マイナスにならないというふうにお考えになっているんでしょうか。

【知事】いや、それはこちらはこちらでですね、質問があったらちゃんと説明いたしますよ。

【記者】はい、わかりました。

【知事】で、ま、オリンピック委員会ね、どういう人がそれを受けるか知らないけれども、だから、来て見てみりゃいいんだよ、それをもって東京の是非を判断するんだったら。

【記者】いや、ロードレースのコースになってですね、里山破壊の赤茶けた斜面が映像で映し出されて、環境先進都市だ、東京だと思っていたら、環境破壊都市だったと、世界中に発信するということになりませんか。

【知事】だから、物事は完成されてから見てもらいたいんだ。やっている途中は、そりゃはげちょろけだろうよ。一体だれの立場でもの言ってるんだい。住民なのかそれとも何人なんだ、君は一体。もういいよ。

 はい、次、質問どうぞ。

(テキスト版文責 知事本局政策部政策課)

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by lifewithmc | 2009-06-15 01:25 | 地球2009