また、ジューサーが壊れた!
2007年 05月 09日
1月4日(木) 晴れ
オアハカまで行って、新しいジューサーを買ってきた。ああ、それなのに、ジュースをコップに一杯作っただけで、なんと、モーターが動かなくなった!!ショック!!前回のジューサーは、1ヶ月使って、モーターが焼き切れたので、今回は違うメーカーのジューサーを買ってきたのに!
「ああ、どうしてなんだ!がっかりだ!!ものすごく楽しみにしていたのに・・・ああ、僕のジューサー。僕は、悲しい!!」ポールは叫びながら、何度も、スイッチを入れてみるが、うんともすんとも言わない。しばらく、ジューサーをひっくり返したり、修理ができないかとネジを回してみたりしていたが、ネジ穴が特殊で、自分では直せないとわかるやいなや、「ええい!ぶち壊してしまえ!」と、ジューサーを床に叩きつけようとした。
「ちょっと待って!マニュアルにカスタマーサービスの電話番号が書いてあるよ。ここに、電話してみようよ」
ポールは思いとどまり、マニュアルを読み始めた。
「うーん・・・メキシコでは、商品の返金、返品は、ほとんどしてもらえないとグロリアは言っていたけど、もしかしたら、なんとかなるかもしれない」ポールは冷静さを取り戻した。
「とにかく、落ち着こう。お茶でも飲んで、とりあえず、今は忘れよう!」
私はそう言って、ジューサーをきれいに洗い、買ったときの状態に戻して、お湯を沸かした。
「今日は、まったくひどい日だ。どうして、こんなことが起こっているんだろう」
お茶を飲みながら、ポールが言った。
本当に、今日は、不思議な日だ。ジューサーが壊れただけでなく、今日の午後は、インターネットカフェでメールをチェックしているときに、契約終了したと思っていたソフト会社から、「契約を自動更新しました」というメールが来て、カードから500米ドル(約6万円)が引き落とされていたことがわかり、ものすごくショックを受けたのだった。すぐに、ソフト会社には、「契約更新した覚えはないので、即座に返金してください」とメールを送り、カード会社には、「覚えのない請求なので、支払いストップしてください」とメールを送った。それでも、しばらくショックは収まらなかった。家に帰ってきて、もう一度、請求書を確認してみると、下のほうに小さく「契約更新はリスクなし。30日未満なら解約できます」と書いてあった。なんてこと!本当に心臓に悪い。
「ソフト会社は、500ドル、許可なしに引き落とそうとするし、40ドルで買ったジューサーは10分で壊れるし・・・いったい、どうなってるんだ!」
しばらく、二人とも混乱したまま、お茶を啜っていたが、ポールがダライ・ラマのチャンティングをかけると、二人とも気分が落ち着いた。
「オーム」と、ダライ・ラマと一緒に歌う。ポールは、ダライ・ラマのチャンティングが大好きで、「ダライ・ラマは、いい声をしている」とお気に入り。眠れないときには、ダライ・ラマのチャンティングをかけると、ぐっすり眠れるらしい。しばらく、ダライ・ラマの低い落ち着いた声を聞いていると、さっきまでの混乱と興奮が、まるで、何もなかったことのように落ち着いて、リラックスした。
「怒っていても面白くないから、何か、楽しいことを考えよう!」とポールが言い、新しいホームページを作ることや、4月22日のアースデイまでは、ブログに「毎日、地球に思いやり 毎日がアースデイ」というテーマでテキストを書こうということなどを話し合う。すると、ずいぶん、気分が盛り上がり、楽しくなってきた。
すると、そのとき、窓の外から誰かの声が聞こえた。夜9時だ。いったい、今頃、誰だろう?テラスに出てみると、家の前に車が止まって、誰かがこちらを見ている。
「グロリアさんから、箱を預かってきましたよ」
よく見てみると、男の人が箱を持っている。奥さんらしき人もいる。玄関へ出て、お礼を言って、箱を受け取ってみると、それは、東京のザ・ノースフェイスからの箱だった!
「おお!ギアが届いたよ!!」一気に嬉しくなって、箱を開ける。ザ・ノースフェイスは、私たちにギアを提供してくれているスポンサー。1年前にもらった靴の靴底が剥がれてしまったので、新しい靴と靴下、手袋、シャツやズボンなどのギアをお願いしていたのが、届いたのだ!箱の中には、ピカピカのブーツが2足、ポールの靴下が3足と、日よけつきの帽子、防寒手袋、それに、私用のズボン2着、シャツ2枚が入っていた。
「ああ!嬉しい!嬉しい!」二人とも、新しいブーツに足を入れて、はしゃぎ回り、「ありがとう、ノースフェイス!!」と言いながら、踊りまくった。
気がつけば、二人ともジューサーが壊れたショックからは、完全に立ち直っていた。
オアハカまで行って、新しいジューサーを買ってきた。ああ、それなのに、ジュースをコップに一杯作っただけで、なんと、モーターが動かなくなった!!ショック!!前回のジューサーは、1ヶ月使って、モーターが焼き切れたので、今回は違うメーカーのジューサーを買ってきたのに!
「ああ、どうしてなんだ!がっかりだ!!ものすごく楽しみにしていたのに・・・ああ、僕のジューサー。僕は、悲しい!!」ポールは叫びながら、何度も、スイッチを入れてみるが、うんともすんとも言わない。しばらく、ジューサーをひっくり返したり、修理ができないかとネジを回してみたりしていたが、ネジ穴が特殊で、自分では直せないとわかるやいなや、「ええい!ぶち壊してしまえ!」と、ジューサーを床に叩きつけようとした。
「ちょっと待って!マニュアルにカスタマーサービスの電話番号が書いてあるよ。ここに、電話してみようよ」
ポールは思いとどまり、マニュアルを読み始めた。
「うーん・・・メキシコでは、商品の返金、返品は、ほとんどしてもらえないとグロリアは言っていたけど、もしかしたら、なんとかなるかもしれない」ポールは冷静さを取り戻した。
「とにかく、落ち着こう。お茶でも飲んで、とりあえず、今は忘れよう!」
私はそう言って、ジューサーをきれいに洗い、買ったときの状態に戻して、お湯を沸かした。
「今日は、まったくひどい日だ。どうして、こんなことが起こっているんだろう」
お茶を飲みながら、ポールが言った。
本当に、今日は、不思議な日だ。ジューサーが壊れただけでなく、今日の午後は、インターネットカフェでメールをチェックしているときに、契約終了したと思っていたソフト会社から、「契約を自動更新しました」というメールが来て、カードから500米ドル(約6万円)が引き落とされていたことがわかり、ものすごくショックを受けたのだった。すぐに、ソフト会社には、「契約更新した覚えはないので、即座に返金してください」とメールを送り、カード会社には、「覚えのない請求なので、支払いストップしてください」とメールを送った。それでも、しばらくショックは収まらなかった。家に帰ってきて、もう一度、請求書を確認してみると、下のほうに小さく「契約更新はリスクなし。30日未満なら解約できます」と書いてあった。なんてこと!本当に心臓に悪い。
「ソフト会社は、500ドル、許可なしに引き落とそうとするし、40ドルで買ったジューサーは10分で壊れるし・・・いったい、どうなってるんだ!」
しばらく、二人とも混乱したまま、お茶を啜っていたが、ポールがダライ・ラマのチャンティングをかけると、二人とも気分が落ち着いた。
「オーム」と、ダライ・ラマと一緒に歌う。ポールは、ダライ・ラマのチャンティングが大好きで、「ダライ・ラマは、いい声をしている」とお気に入り。眠れないときには、ダライ・ラマのチャンティングをかけると、ぐっすり眠れるらしい。しばらく、ダライ・ラマの低い落ち着いた声を聞いていると、さっきまでの混乱と興奮が、まるで、何もなかったことのように落ち着いて、リラックスした。
「怒っていても面白くないから、何か、楽しいことを考えよう!」とポールが言い、新しいホームページを作ることや、4月22日のアースデイまでは、ブログに「毎日、地球に思いやり 毎日がアースデイ」というテーマでテキストを書こうということなどを話し合う。すると、ずいぶん、気分が盛り上がり、楽しくなってきた。
すると、そのとき、窓の外から誰かの声が聞こえた。夜9時だ。いったい、今頃、誰だろう?テラスに出てみると、家の前に車が止まって、誰かがこちらを見ている。
「グロリアさんから、箱を預かってきましたよ」
よく見てみると、男の人が箱を持っている。奥さんらしき人もいる。玄関へ出て、お礼を言って、箱を受け取ってみると、それは、東京のザ・ノースフェイスからの箱だった!
「おお!ギアが届いたよ!!」一気に嬉しくなって、箱を開ける。ザ・ノースフェイスは、私たちにギアを提供してくれているスポンサー。1年前にもらった靴の靴底が剥がれてしまったので、新しい靴と靴下、手袋、シャツやズボンなどのギアをお願いしていたのが、届いたのだ!箱の中には、ピカピカのブーツが2足、ポールの靴下が3足と、日よけつきの帽子、防寒手袋、それに、私用のズボン2着、シャツ2枚が入っていた。
「ああ!嬉しい!嬉しい!」二人とも、新しいブーツに足を入れて、はしゃぎ回り、「ありがとう、ノースフェイス!!」と言いながら、踊りまくった。
気がつけば、二人ともジューサーが壊れたショックからは、完全に立ち直っていた。
by lifewithmc
| 2007-05-09 04:04
| メキシコ・山の暮らし