エッセイスト菊池木乃実のブログです。環境活動家の夫、ポール・コールマンと共に南米チリのパタゴニア地方に在住。ホリスティックで持続可能なライフスタイル実践中


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家の中にカニ???

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11月13日(月)晴れときどき曇り

朝から気持ちのいい天気。テラスにレッドベリーとホワイトベリーがやってくる。ポールがカメラを構えて待機してくれていたおかげで、この間よりも鮮やかな写真を撮ることに成功した!ハチドリの飛ぶ姿を正面から見ると、小さな十字架のように見える。まるで天使のような生き物。

朝食の後、洗濯をしていると、玄関の内側になにやらうごめいている茶色い物体を発見した。「うわ、巨大サソリ!?」と思って恐る恐る近づくと、それはなんと、カニなのだった。どこから中に入ったのか、カニがドアの横の壁にはりついている。

「家の中にカニがいるよ!」と言うと、早速、ポールがカメラを持って二階からやってきて写真を撮った。撮影の後、カニを川に戻すため、バケツに入れた。すると、カニは鋏を思い切り開いてポールを威嚇。「お!カニくん、あまりご機嫌よくないね」とポールがカニくんの怒りに気づき、「大丈夫だよ。心配ないから」と目を見て言うと、あら不思議、カニくんは即座に鋏を閉じ、しゅんと大人しくなったのだった。

「すごい!言葉が通じたよ」とポールはウキウキしている。いつも、花や木や太陽や雲に、いつも話しかけている彼。この間は、満月とも長いこと話をしていた。自然の中で野宿をしているうちに、昆虫や動物、鳥や宇宙や自然と話しができるようになったそうだ。「みんなできるよ。元々、人間が持っていた能力だもの」とポールは言う。私も少しずつ、自然や宇宙と話せるようになるといいなあ。

さて、カニくんを川へ戻しに行こうとしたら、今度は、門の木戸のところに10センチはある太った緑色の芋虫がしっかりとしがみついていた。今にも蝶になって飛び立とうとしているような雰囲気。ポールを呼んで、これも写真に撮ってもらう。これは、木戸に張り付いていたので、「木戸を開け閉めしたときにつぶしたら大変だ」と、枯葉に載せて、花壇の木の根元に移す。

カニを川へ戻し、(「元気でね」と私もカニに挨拶をしておいた)戻ってくると、今度は、ポーチの鉄格子の上、ちょうど軒下のところに並んで咲いている、鮮やかなオレンジ色の百合のミニチュアのような花の間に、茶色い物体を見つけた。近づいてみると、これはカマキリだった。10センチ強と大きい。カマキリは、花の中にたたずみ、じっと祈るような格好をしている。本当に、Praying Mantis (祈るカマキリ)というらしい。これもポールが写真に撮った。

芋虫はちゃんと木の幹に登り、しっかりとしがみついて脱皮の準備をしている様子。脱皮して蝶になるところを見ることができるといいけど・・・・とにかく毎日、訪問者に事欠かない。

夕方、見てみるとカマキリは逆さまになって花からぶらさがっていた。芋虫は、相変わらず木にしがみついている。ポールは、フォトショップを使い、生き物たちの写真をアートに仕上げた。
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by lifewithmc | 2007-03-24 01:57 | メキシコ・山の暮らし